おかげさまで6年振りの14分台(5000M)

春先から練習会では5000Mの強化に注力をしています。皆さんもスタッフも強化が順調に出来ていると感じていますが、それを数字に表すために、6月10日に5000Mの記録会に出場してきました!

結果は、14分49秒35と6年ぶりの14分台を出すことができました。14分50秒を切るのは、9年振りになります。9年前となるとまだ私は29歳でしたので、本当に頑張ったと思いますし、春先からのトレーニングで強化できていたのだと思います。

◇スタート前の気持ち
「14分台は出せる。14分50秒前後の力があるか。もしできれば14分40秒で走りたい」という気持ちでスタートライン立ちました。6年ぶりの14分台を出せるとスタート前から思えたのも、春先からのトレーニングの成果を実感していたからです。5000Mに必要だけれども逃げてしまいがちなトレーニングを継続的に皆さんと実施してきました。平日の個人トレーニングでもメルマガに記載しているような短い距離のビルドアップ走など、着実に確実に、逃げずに行ってきました。

スタッフからはレース前に「今日出さなければいつ出す」という言葉もかけてもらい、それが支えになりました。逃げることなく、そして、皆さんに報告するために何としてでも今日出すんだという、前向きな気持ちで臨むことができました。

◇理想的なレース展開

世界でも日本でも男女でも共通して、記録が出やすい展開があります。
前半2500Mと後半2500Mを比較して、ほぼ同じか後半の方が数秒速い。4000Mまでは極力イーブンペース。
スタートから計算通りに、上記に当てはまるように1周目から刻みました。

45名出走で最初の400Mは最後尾の45位で通過。1分11秒6と14分55秒ペースながら最後尾です。
2周目、3周目も1分11秒8、1分11秒8とほぼ変わらず、順位も45位です。しかし、次の1周から徐々に集団が縦長に伸び始めたので、やや位置取りを前に取ります。既に疲れてきた選手たちを抜きながら、極力イーブンペースで展開します。

中間地点は、7分26秒3。14分52秒6のペースであり、ほぼ想定通りの展開です。
3000Mを過ぎてもペースは安定していますが、集団が2つに分かれ始めました。少しきつくなり、先頭集団には入ることができず、第二集団でペースを維持して、最後の1000Mでの勝負に向かいます。

きついながらもペースを維持するために第二集団の先頭に出るかどうか迷う場面がありました。あまりにもきつい場面で、前の背中しか見えず、判断力と決断力が低下していました。その時、トラック脇の仲間から「ここは溜めて。前の集団もペースが上がっていない」とアドバイスを受けました。レース全体の流れを熟知しており、私のラストの走りも知ってくれているので、その言葉をすぐに信じることができました。ここで心も落ち着き、むしろ、心が奮い立ちました。


最後は計画通りにラスト600Mからスパート。期待まではペースが上がり切らなかったものの、200M毎に34秒9、33秒4、32秒3とスパートをかけることができ、組7着でフィニッシュでした。

◇まだ5000Mの強化は続きます

6月9日の練習会でも実感しましたが、非常に脚に力を感じている方が増えています。まだ、春のマラソン後に回復期間を設けていたため、今はまだ実感できていないという方もおられるかもしれません。しかし、これから力が実感することになると考えています。一緒に強く速く走れるように、引き続き、よろしくお願いいたします!

<結果> 14:49.35
1:11.6-1:11.8-1:11.8-1:10.9-1:11.2-1:11.3-1:11.0-1:12.4-1:12.2-1:12.8-1:11.7-1:08.3(0:34.9-0:33.4)-0:32.3
2:59.3-2:58.0-2:58.5-3:01.2-2:52.3
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