次回のマラソンのペース設定
マラソンのペース設定は、いつも迷うと思います。
目標タイムの半分で通過することが理想ですが、持っている力に対して高い目標タイムの場合もあれば、低い目標タイムの場合もあります。目標タイムはあくまでも目標タイムであり、適正であるかどうかの判断も難しいです。

中間地点の通過目標タイムの基本的考え方
直近の記録が良かったマラソンを基準に考えます。
当該マラソンの前のトレーニングの積み上げと比較して、準備がどのくらいできているのかを確認します。ハーフマラソンなどの大会に出場していれば、少し参考になりますが、それよりもトレーニングを順調に積み上げることができているかの方が大切です。(3か月間の走行距離や余裕度)
これで目標タイム設定ができたとしても、その目標タイムが本当に適正であるかの判断は難しいです。そこで、良かったマラソンの30km以降の走りも確認し、それも併せて中間地点通過を考えます。
① 30km以降で失速していた場合
失速をしなかったと仮定して、上記の目標タイムに届くかどうかを計算します。届くようであれば、良かったマラソンと同じ中間地点通過を狙っていきます。届かないようであれば、おそらく非常に高い目標設定です。目標タイム÷2のぎりぎりを狙って中間地点を通過することをおすすめです。
② 30km以降でペースアップをしていた場合(後半ハーフの方が速い)
良かったマラソンの後半ハーフのタイムを目安として、次回のマラソンでは中間地点を通過します。
(例)
3時間55分(前半2時間00分-後半1時間55分)
→次回は、前半を1時間55~57分。そして、後半に挑む。